【Drone】フラコン購入時に気を付けること

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フライトコントローラー購入時に気を付けることを備忘録としてまとめました。


目次

 

 

フライトコントローラー購入時に気を付けること

搭載するチップの種類

フライトコントローラーはドローンの動作を制御する頭の部分であり、制御性能はフライトコンロ―ラ―内に搭載されているチップの種類に依存する。搭載されているチップは幾つか種類があるようなため、以下の観点をもとに性能や機能を比較して購入検討をすると良い。

  • 型番
  • 動作周波数
  • 内部メモリ容量
  • UART数
  • SPI数
  • I2Cあり/なし

※動作周波数が処理速度を表す。

 

なお、UARTやSPI,I2Cはシリアルパスと呼ばれ、以下のように特徴がある。

シリアルパス説明
SPI・高速な1対1バス接続。
 (1つのSPIに対して、1つの部品が接続)
・ジャイロセンサーや加速度センサーなど
 高速処理が必要な部品が接続される。
UART・中速な1対1バス接続。
 (1つのUARTに対して、1つの部品が接続)
・プロポ(受信機)やGPS、
 OSD(FPV用カメラ)などが接続される。
I2C・低速な1対多バス接続。
 (1つのI2Cに対して、複数の部品が接続)
・コンパスや気圧センサーなど
 余り高速処理が不要な部品が接続される。

 

搭載するジャイロセンサーの種類

ドローンの姿勢制御にジャイロセンサーの情報が使用されている。搭載されているジャイロセンサーは幾つか種類があるようなため、以下の観点をもとに性能や機能を比較して購入検討をすると良い。

  • 型番
  • 動作周波数
  • シリアルパスの種類

※シリアルパスの種類はSPI or UART or I2C

 

搭載する気圧計の種類

ドローンの高度制御に気圧計の情報が使用されている。搭載されている気圧計は幾つか種類があるようなため、以下の観点をもとに性能や機能を比較して購入検討をすると良い。

  • 型番
  • シリアルパスの種類

※シリアルパスの種類はSPI or UART or I2C

  

搭載するコンパスの種類

ドローンの方位制御にコンパスの情報が使用されている。搭載されているコンパスは幾つか種類があるようなため、以下の観点をもとに性能や機能を比較して購入検討をすると良い。 ただし、フライトコントローラの中にはコンパス非搭載のものもあるので注意。

  • 型番
  • シリアルパスの種類

※シリアルパスの種類はSPI or UART or I2C

 

フライトコントローラーの重量

航空法の模型航空機(200g未満)にする場合は、フライトコントローラーはドローンの本体に含まれるため、 把握しておくこと。

 

フライトコントローラーの固定方法

フライトコントローラーの固定位置や穴のサイズはフレームにあったものを採用すること。

「20mm x 20mm」や「30.5mm x 30.5mm」が一般的。

 

対応可能なファームウェア

ドローンを制御するためのソフトウェア(以下、ファームウェア)が必要になる。事前に購入予定のフライトコントローラー上で動作実績のあるファームウェアを調べておくと良い。

ドローンを制御するファームウェア としては、以下のようなものがある。

  • BetaFlight
  • CleanFlight
  • Multiwii
  • LibrePilot

 

ファームウェアの仕様について

フライトコントローラーはその他の部品(プロポ、ESCなど)と通信をして、制御しないといけない。そのため、その他の部品が対応している通信方式を合わせこむ必要がある。

その他の部品通信方式
プロポ(受信機)・アナログ方式
 PWM、PPM
・デジタル方式
 S.BUS、XBUSなど
ESC・アナログ方式
 ONESHOT、MULTISHOT
・デジタル方式
 DSHOT(300/600/1200)

 

その他の機能について

その他に確認しておくと良い機能が以下。

機能概要
OSD
(On Screen Display)
飛行時間やバッテリー残量などをFPVゴーグルや
モニターに映し出す機能。
この機能はあった方が良い。
BEC機能BECとはバッテリーの電圧(3.7Vの倍数)を
フラコンの動作電圧に降圧してくれる機能。
ESC側にBEC機能がない場合は、フラコン側か
もしくは外部のBECが必要となる。
LCフィルター映像に対して、モーターなどからのノイズを
軽減してくれる。

 

 

関連情報

その他の部品について気を付けることや部品の検討については以下。

 

 

以上。

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