2023年度(令和5年度)のエンベデッドシステムスペシャリストを受験しました

資格
スポンサーリンク

2023年度(令和5年度)のエンベデッドシステムスペシャリストを受験したので、備忘録を残します。
無事、合格することができました!

 

エンベデッドシステムスペシャリストとは

エンベデッドシステムスペシャリストとは
  • エンベッドシステムスペシャリストは組込みシステムの専門家であり、
    IPAが実施する国家資格です。
  • 受験資格は特になく、受験料は7,500円です。
    毎年秋期(10月)に実施され、12月中旬に合格発表がされます。
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/es.html

 

資格の基本情報は以下の通りです。

項目情報
受検資格なし。誰でも受けられます。
略号ES
実施方式・実施時期秋期(10月)の年1回実施予定
受験料7,500円
申込受付期間7月頃(IPAホームページ⇒CBTSで申込)
受験地全国の受験会場
合格発表日12月中旬

 

試験時間・出題形式・出題数(解答数)は以下の通りです。

項目午前I午前II午後I午後II
試験時間9:30-10:20(50分)10:50-11:30(40分)12:30-14:00(90分)14:30-16:30(120分)
出題形式多肢選択肢(四肢択一)多肢選択肢(四肢択一)記述式論述式
出題数・解答数出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:2問
解答数:1問
出題数:3問
解答数:1問
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/es.html

 

 

2023年度(令和5年)の合格発表スケジュール

項目情報
受験日2023年10月8日(日)
合格発表日2023年12月21日(木) 正午予定
https://www.ipa.go.jp/shiken/2023/20231008_schedule.html

 

 

試験会場について

試験会場について
  • ドア2ドアで30~40分くらい(電車:20分、タクシー:5分 or 徒歩:20分)
  • 座席の右前が貧乏ゆすりで最悪(# ゚Д゚)
    エアコンの排気がすぐうえにあって、寒かった。

 

 

試験本番について

試験本番について
  • 試験時間内に解ききることはできたが、午前IIは問2や午後Iは設問3の(4)のように不明な問題に最後まで悩まされた形となった。
  • 午前問題は、技術ワードに関する記述を答えさせる問題が多く、自分の知識で消去法によって絞り込んで解いていく感じ。あと連続イや連続エなどマークシート特有の不安もあった。
  • 午後Iは「問2 スマートマラソン訓練システム」、午後IIは「問3 組込みシステム開発時の基本要素の選定・設計・評価について」を選択した。
  • 午後Iは設問2までは簡単、設問3が難しかった旧午後II(120分)が90分に短縮されたような感じだった。
  • 午後IIは問1はST相当、問2が新傾向(設計、開発)、問3がSA相当とのこと。マルチコアなんて経験ないから強制的に問3を解いたが、章構成が非常に難しく論理が弱い気がする。

 

試験時間

科目試験時間について
午前I50分のうち、45分くらいで終了。
午前II40分のうち、フルで使った。後ろから解いた。
問2のMIPS計算が全然わからなくて、最後まで考えていた。
午後I(問2)設問1終了:25分、設問2終了:25分、
設問3終了:30分、計算問題:10分
計算問題はあまり時間がとれず、適当に答えてしまった。
午後II(問3)構想+設問ア:35分、設問イ+ウ:80分、
見直し:5分程度

 

午前Iを受験してみて

不明や自信なし問題が多かった。
・不明:5問(17%)
・自信なし:5問(17%)

全体的に技術ワードに関する記述を答えさせる問題が多かった
当然、知らない技術ワードが多いんだけど、ワードの意味から類推して選んだり
消去法でそれっぽいのを選んだりと決めきれない感じが非常に苦しかった。
ほんとに知識を問われている気がしたよね。

イとエが多すぎて不安になった。
イ4連続⇒エ2連続⇒ウ2連続⇒イ2連続とか
マークシート書いていると不安になったよね。

 

午前IIを受験してみて

午前IIも不明や自信なし問題が多かった。
・不明:7問(28%)
・自信なし:2問(8%)

午前Iと同じく、全体的に技術ワードに関する記述を答えさせる問題が多かった
「big.LITTLE」や「局所参照性」、「リソーススターベーション」、「RISC-V」とか
用語を知っている人からすると簡単かもしれないが、初見だったのでホントきつかった。

エ5連続とか、マークシート書いていると恐怖よね。
午前Iも通して、連続で回答する問題多くて、ほんと不安になった。

これまでの高度試験の過去問というよりかは、
応用情報や他高度の過去問から多く出題されていたみたい。

https://x.com/Ri2Ritsu/status/1711004433881113055?s=20

 

午後Iを受験してみて

午後Iは「問2 スマートマラソン訓練システム」を選択した。
前年度までの午後IIのボリューム(120分)を90分で解きなさい、って感じ。
もともと予想していて、旧午後IIを90分で解くような練習していたので、
当日大きな焦りもなく解き進めることができた。
むしろ、計算問題の設問1 (1)はスルーして解いたら、案外時間は足りて
設問2まではすらすら解けた!

しかし、!!!!
問題は設問3の(2)~(4)が、正直よくわからなくて...😢
特に(4)の追加機能のクローズアップ撮影が始まらないケースの
問題は全然チンプンカンプンだった😇
結局、自己採点結果では設問3の(2)~(4)がボロボロでした😵

 

午後IIを受験してみて

午後IIは「問3 組込みシステム開発時の基本要素の選定・設計・評価について」を選択した。
問1は企画問題だから対象外として、問2のマルチコアって何よ👿
マルチコアなんてやったことないし、強制的に問3しか選択できなかった

そして問3だが、章立てがとてもとても難しかった
基盤って何よ😟、整合性の内容って何よ😰、HW/SWと分担って何よ😱、
そしてそれを設問ウで評価&課題解決の妥当性って何よーーー🤯

時間がないなか、全部書ききることはできたけど、論理はまとまりないと思う。
設問イは初めて4ページ目に到達した。(いつも2ページ+4~5行なのに)
設問ウは600字相当+2行+以上なので、文字数ギリギリな感じ。

https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/ps6vr70000010d6y-att/2023r05a_es_pm2_qs.pdf

 

試験傾向としては問1はST相当、問2が新傾向(設計、開発)、問3がSA相当とのこと。
問2のマルチコアの経験がないと解けないのは、ちょっとひどいよね。IoTは単価勝負のところがあるんだからシングルコアも多いと思うんだけど、、、どの層をターゲットにしているのかよくわからん。

https://x.com/dimeiza/status/1711003159232131274?s=20

 

みんなの声

みんなの声
  • 午前I、IIは過去問の傾向から大きく変化した。
  • 午後IIは文章書くの大変。
https://x.com/yama7781109903/status/1710923621479354625?s=20

 

https://x.com/ESgokakushitai/status/1710926720466035003?s=20

 

 

本番の自己採点 / 模擬試験の結果

 

 

テキスト

memo
  • 「情報処理教科書 エンベデッドシステムスペシャリスト 2023年版」を利用した。
    ・2023年からの新試験に対応済み
    ・過去3年分(2022年~2020年)の解答解説がついている
  • ページ数:624ページ

 

以上!

コメント

タイトルとURLをコピーしました