ESP-WROOM-02はUSBシリアル変換がついていないので、開発ボードを購入するか、変換ボードを自作する必要があります。開発ボードは単品と比較して+700円くらいかかるうえに大きさも少し大きくなってしまいます。
良くESP-WROOM-02を使う方は変換ボードを自作してしまったほうが良いです。(1,000円くらいで作れます。)
本記事は、上の画像のようなESP-WROOM-02のシリアル通信変換ボードを自作する方法を備忘録としてまとめました。
目次
部品一覧
部品 | 個数 | 価格 |
---|---|---|
FT234X 超小型USBシリアル変換モジュール | 1 | 600円 |
低損失三端子レギュレーター 3.3V1A TA48033S | 1 | 100円 |
タクトスイッチ(白色) | 2 | 24円 |
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W 10kΩ (100本入) | 5 | 5円 |
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W 470Ω (100本入) | 2 | 2円 |
ユニバーサル基板 Cタイプ(72x47mm) ノンスルホール | 1 | 65円 |
分割ロングピンソケット(細ピン用) 1×40 (40P) | 8p x 2 | 32円 |
細ピンヘッダ 1×40 (黒) | 5p x 2 | 9円 |
プラスチックナット+連結(6角ジョイント)スペーサー(10mm)セット | 1 | 100円 |
配線用ケーブル | - | - |
- 合計は、「937円」です。
- タクトスイッチは10個入りで120円だったため、2個で24円としています
- カーボン抵抗も100本価格を必要な個数の分の価格に変換しています
- 細ピンのソケットとヘッダも必要な個数の分の価格に変換しています
- 配線用ケーブルはお好きなものを使用ください。配線時に多数色があると役割ごとに色を変えたりできるので、多数色ものが良いかと思います。
回路図
回路図はfritzingで作ってみました。
自作
事前確認
事前にブレッドボードで配線してみて、きちんと接続できることを確認しました。
基板にはんだ付け
上記の回路図を基板上にはんだ付けしました。
表面の左側は3.3V電源として赤配線、右側はGNDとして黒配線にしています。
ESP-WROOM-02のSW書き込みはこの回路でできますが、このままだとGPIOとの接続確認ができません。そのため、この回路に必要なIOに配線したヘッダピンをつけました。
紫色の配線がIO用のラインとなります。
最後に、電源、GND周りの絶縁とピン配やスイッチに役割を記載しました。
また、自立できるようにプラスチックナットで足をつけました。
関連情報
参考
- ESP-WROOM-02を買ったので、環境構築をメモしておく~Arduino IDEで書き込む場合~ | Toshipedia
- 回路図を参考
- ESP-WROOM-02のライターを作る | キノコの自省録
- 回路図を参考
以上!
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