Wi-Fiボタンの自作 費用検討

調査
スポンサーリンク

目次

 


 

 

はじめに

以下のイメージ図のように、Wi-Fiボタン押したら自動で商品を注文するようにできたらいいなあと思い、
Wi-Fiボタンを自作した場合の構成や費用について調べました。

 

Wi-Fiボタンの要件としては、以下です。

【Wi-Fiボタンの要件】

  • Wi-Fiモジュールを使うこと
  • Wi-Fiモジュール上でSeleniumが使えること

Seleniumの要件については、Wi-FiボタンからAmazonアカウントにアクセスするのに、Seleniumを使おうと考えているためです。

 

 

Wi-Fiモジュールについて調査

「Wi-Fiモジュール」でググってみました。

BP3595 / BP3591(ローム)

BP3595 / BP3591(ローム)[1]

  • IEEE802.11b/g/nに準拠したアンテナ内蔵無線LANモジュール
  • BP3595自体にSWを書き込むとかできなそう。
    (外部フラッシュメモリ上にプログラムを書き込んで、外部MCUで制御して使用するみたい。)
  • Amazonでの価格は、7,500円くらい[2]

 

 

ESP32 / ESP02

ESP32 / ESP02

  • Espressif Systems社の無線通信モジュールで、ESP32は2.4GHzWi-Fi/Bluetooth、ESP02は2.4GHzWi-Fiのみサポートしている。
  • SPI、UART、I2C、I2S、PWM、GPIO、SDIO、ADコンバータなど、多彩なインターフェースが内蔵されている。
  • 評価ボードのパターンとモジュールのパターンがある。モジュールの場合はプログラムを書き込むのに、別途書き込みボードが必要。評価ボードの場合はUSBインタフェースがついているので、そのままプログラムを書き込むことができる。
  • 秋月電子通商で購入すると、以下のような価格。
    • ESP32評価ボードは1,480円[3]
    • ESP02評価ボードは1,280円[4]
    • ESP32モジュールは560円[5]
    • ESP02モジュールは580円[6]

  

 

Wi-Fiモジュールについて調査 まとめ

調べた限りでは、ESP32もしくはESP02が価格的にも機能的にも良さそうです。

ラズパイゼロを使う案も考えたのですが、

  • 今回やりたいことはESPでも十分そう
  • ラズパイの場合は、別途Wi-FiアダプタやSDカードを購入する必要があるので、全体でみると高くなりそう

で、ESPを使うことにしました。

 

 

Seleniumが使えるかの調査

要件の2つ目、「Wi-Fiモジュール上でSeleniumが使えること」を満たせるか調べるため、
Wi-Fiモジュールで動作実績があるプログラミング言語を調査しました。
 

Seleniumを使えるプログラミング言語

  • Java
  • Python
  • C#
  • Ruby
  • JavaScript
  • Kotlin

引用元:Seleniumブラウザー自動化プロジェクト

   

 

ESP32で使えるプログラミング言語

  • Arduino言語
  • C言語 / C++言語
  • C#言語
  • MicroPython

引用元:ESP32-プログラミング言語一覧

 

  • C++
  • MicroPython
  • JavaScript
  • Lua
  • Forth
  • BASIC

引用元:ESP32の開発環境いろいろ

  

  

Seleniumが使えるかの調査 まとめ

Seleniumを使うことができる言語かつESP32で使える言語としては、
「JavaScript」と「MicroPython」がありそうです。

ということで、「JavaScript」と「MicroPython」を使えば、ESP32上でSeleniumを使えそうだということが分かったのですが、、、

ESP32の標準言語はArduinoみたいなので、ほんとにSeleniumが動くかどうかは確認が必要そうです。

 

ESP32で「MicroPython」を使ったブログが多そうなので、参考にしながら動かしてみたいと思います。
確認結果は別途、ブログにまとめたいと思います。

 

 

ESP32を使った場合のWi-Fiボタンの費用検討

上では、ESP32で「JavaScript」と「MicroPython」が使えるか確認必要と記載しましたが、
使えると想定して、Wi-Fiボタンの価格を見積もってみました。

 

部品価格備考
ESP32-DevKitC
ESP-WROOM-32開発ボード[3]
¥1,480(税込)
USBケーブル USB2.
Aオス-マイクロBオス 1.5m A-microB[7]
¥120(税込)プログラム書込み、
給電用
タクトスイッチ 12mm
TVGP01-G73BB(グレー)[8]
¥30(税込)スイッチ部分
両面スルーホールガラスコンポジット・ユニバーサル基板
Cタイプ めっき仕上げ 72×47mm 日本製[9]
¥90(税込)ボタン化するための
ベース基板
分割ロングピンソケット 1×42 (42P)[10]¥80(税込)
合計1,800円

※ボタン化するためにははんだ付けすることを想定していますが、半田や銅線の費用は無視しています。

 

 

まとめ

Wi-Fiボタンを自作した場合に、

  • Wi-FiモジュールはESP32 / ESP02が良さそう。
  • ESP32でWi-Fiボタンを使った場合、価格はおよそ1,800円

だと分かりました。

 

 

参考

 

以上!

コメント

タイトルとURLをコピーしました